お金のこと/旅行費用のリアル

9泊11日ハワイの総額費用はいくら?
円安下・4人家族のリアル内訳公開

2026-07-18

「子連れでハワイ、実際いくらかかるの?」

費用の記事は、検索すればたくさん出てきます。

でも私が知りたかったのは、この円安で、いま行ったらいくらなのか。そして「どこが削れて、どこは削らない方がいいのか」ということ。

価値観は各家庭それぞれなので、あくまでもわが家(夫・私・3歳息子・1歳娘)のケースとして、9泊11日の実体験を赤裸々に全て公開します

ハワイ旅行を検討中の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

先に本音をひとつ。正直、もっと削れたところはあったと思います。でも、それも学び。

家族4人になって初めての海外、円安のハワイは確かに感覚がおかしくなるほど高かったけれど、ハワイだからこそできた経験がたくさんあって、大満足の旅でした。

ツッコミどころも多々ありますが、ご容赦ください……。


1. 結論:総額 約128万円(チップ別)

高いのか?安いのか?私にもわかりません(笑)。ちなみに、マイルやクレジットカードのポイントは使っていません。

カテゴリ実額
航空券(伊丹⇄ホノルル・4人※1歳は膝上・大人の10%運賃・3歳は座席あり)409,400円
宿泊(2ホテル・計9泊)434,192円
ツアー・アクティビティ約98,300円
現地交通(タクシー・Uber・バス)約89,500円
外食・カフェ約71,500円
スーパー・お土産約67,900円
こまごま(ABCストア・軽食等)約56,000円
事前準備(保険・ESTA・空港駐車場・eSIM)約51,600円
合計約127.8万円

1日あたりに直すと約11.6万円。1人あたりでは約32万円ですが、1歳娘は運賃が大人の10%・入場もツアーもほぼ無料なので、実質は「大人2人+3歳」の旅費です。

円換算について:金額はカード請求額(実績レートは1ドル164〜168円)をそのまま使っています。

先に白状すると、わが家のブログは「年100万円を旅に使う」と名乗っています。

はい、この旅行1回で100万円を超えました

看板に偽りありなのか——最後に種明かしします。


2. 前提条件(ここが違うと金額も変わります)

  • 時期:6月中旬〜下旬(ハイシーズン直前。7〜8月より航空券が安い)
  • 出発地:伊丹(大阪)
  • ホテル:前半5泊はルネッサンス ホノルル(コンドミニアムタイプ・リゾートフィー免除プラン)、後半4泊はアロヒラニリゾート。ホテル選びはかなり熟考したので、詳しくは別記事で
  • 途中、夫と息子だけ2泊3日でダラスへW杯観戦に遠征(遠征費用は夫の個人マネーからの支出で、この表には一切含まれていません。わが家は家計と個人のお金を分けて管理しています。遠征の話は別記事で)

3. 出発前に立てた予算:ぜんぶで約177万円

夫からハワイ旅行の提案を受けた時、正直「この円安の時代にハワイ!?」と思いました。

行きたい。でも、簡単に「行こう」とは言えず——。

職業病もあってか、AIと相談しながら予算を立てるところから始めました。

項目出発前の見積もり
航空券約41万円(確定済み)
ホテル約43万円(確定済み)
現地費(食費$3,320+交通$460+遊び$530+お土産・雑費$1,000+予備費$700)約93万円
想定総額約177万円

食費の見積もりは、ざっくり「毎食外食する前提(チップ込み)」で$3,320。細かく積み上げたわけではなく、多めに見ておいた枠です。

結果はどうだったか——

実際は約128万円。予算より約50万円下回りました

円安が進んで実績レートは想定より悪かった(155円→約167円)のに、です。

何が効いたのか、内訳を見ていきます。


4. 内訳ぜんぶ見せます

航空券:409,400円

伊丹⇄ホノルル往復(羽田乗り継ぎ)、ANAで大人2人+3歳の3席分(1歳は膝上・大人の10%運賃)。購入は出発の約5ヶ月前、2026年1月初旬です。座席指定や手荷物の追加費用はなし。

お金の判断としてひとつだけ:人気の成田発「フライング・ホヌ」も検討しましたが、総額10万円以上アップするので見送りました

その分、シートピッチ(座席の前後間隔)が広い便を調べて選んだら、これが大当たり。

便選び・バシネット・子連れ機内の工夫は書きたいことが多すぎるので、別記事で詳しく書きます。

💡 ハワイ便は直前ほど高くなる傾向。半年前後前の購入は、価格と予定確定のバランスが取りやすいタイミングでした。

宿泊:434,192円(9泊・1泊あたり約4.8万円)

ホテル実額
ルネッサンス ホノルル(前半5泊・1泊あたり$239.00+税)241,828円
アロヒラニリゾート(後半4泊・1泊あたり$244.30+税)192,364円

前半のルネッサンス ホノルルはコンドミニアムタイプ。決め手は「暮らすように過ごせる」こと(洗濯乾燥機・キッチン・プール)で、長期の子連れ旅の快適さはここで決まりました

後半のアロヒラニリゾートは、動物園・ダイヤモンドヘッドへ動きやすい立地で選択。

どちらも大正解でした。

お金の面で効いたのは、2軒ともリゾートフィー免除プラン(楽天トラベル)を選んだこと。リゾートフィーは1泊$40前後が相場なので、9泊なら5万円以上の差になります。

「なぜこの2軒にしたのか」はかなり熟考したので、比較の過程ごと別記事で詳しく書きます。

ツアー・アクティビティ:約98,300円

内容実額
ポリネシアン・カルチャー・センター(送迎付き・大人2人/子ども2人無料)44,278円
PCCランチビュッフェ(大人$24.95×2・子ども無料)9,085円
PCCでのベビーカーレンタル6,142円
ドール&ハレイワツアー($35×3人分・1歳無料)18,019円
ホノルル動物園(大人$21×2・3歳$13・1歳無料)9,162円
チルドレンズ・ディスカバリー・センター10,083円
ダイヤモンドヘッド1,550円

ポイントは「子ども無料」の徹底活用です

PCCは3歳以下無料、ドールは1歳無料、ザ・バスは5歳以下無料。しかもハワイのツアーやアクティビティの子ども料金は、3〜4歳から発生するものが多い印象でした。

つまり3歳と1歳の今回は、「無料の恩恵」を最大限受けられるタイミングだったのです。

未就学児のうちは、ツアー選びだけで数万円変わります。

反省はベビーカーレンタルの6,142円。ツアーにベビーカーを持ち込めるか分からず現地レンタルにしたら、想定外の出費になりました。

ベビーカー持ち込みの可否は予約時に確認する——次回への教訓です。

現地交通:約89,500円 ——最大の反省ポイント

内容実額
Uber(滞在中22回の合計)約77,700円
空港⇄ホテルの定額タクシー(往復)10,850円($70)
ザ・バス(カイルア帰り・2人分)930円
ワイキキトロリー ピンクライン0円(JCBカード提示で無料)

見てください、交通費の9割がUberです。

子連れだと「暑い中バスを待てない」「昼寝した子を抱えて歩けない」でつい呼んでしまう。

1回1,000〜5,000円が22回積み重なって、この金額になりました。

一方で、カイルアからの帰りに乗ったザ・バスは2人で930円。使い分けを最初から設計していれば、ここは数万円削れたはずです(詳しくはカイルアビーチへの行き方5選で書いています)。

食費:外食・カフェで約71,500円 ——見積もりの4分の1

見積もり$3,320(約51万円)に対して、外食・カフェの実績は約71,500円。スーパーでの食料調達や軽食を全部足しても、食まわり全体でざっくり13万円前後。見積もりの4分の1です。

なぜここまで下がったのか。

理由はシンプルです。毎食、外食するのをやめました。

  • 朝食:スーパーで買ったパン・ヨーグルト・フルーツをホテルで
  • 疲れた日の夜:日本から持参したレトルトカレー・さとうのごはん
  • 外食は「ここぞ」という時だけ:ブーツ&キモズのパンケーキ(6,067円)、テディーズバーガー(6,818円)、モンキーポッドのハッピーアワー(6,242円)、つるとんたんHH(4,005円)など
  • 初日の夜はフードランドのポキをホテルで

「我慢した」という感覚は、実はありません。

子連れの外食は、並ぶ・待つ・騒がないか気を張る……の三重苦。ホテルごはんの方が、ラクで美味しいことも多かったんです。

詳しくはスーパー4店はしご比較持ち物リストの記事でどうぞ。

スーパー・お土産:約67,900円/こまごま:約56,000円

ウォルマート2回(11,769円)、ホールフーズ(14,986円)、ターゲット3回(19,046円)、日系ニジヤ(4,950円)など。お土産と滞在中の食料を兼ねています。

そして見落としがちなのが「こまごま」枠。

ABCストアで息子にねだられたドリンクや軽食、ちょっとしたお土産——1回数百円〜2,000円の積み重ねが、合計約56,000円

家計簿アプリの記録がなければ、完全に「消えたお金」になっていた部分です。

事前準備:約51,600円

海外旅行保険(4人分17,440円)、ESTA(3人分・約9,800円)、eSIM(2人分6,560円)、伊丹空港の駐車場10日分(KIXカード割引で約17,800円)。

保険はカード付帯の補償だけでは心もとなかったため、直前に追加加入しました。

ただ、ギリギリすぎて補償内容をじっくり比較する余裕がなく、少し掛けすぎた感があります。FPらしからぬ反省です。

家族での海外は、補償内容(特に治療・救援費用)の確認だけは出発1ヶ月前までに——これだけは声を大にして言えます。


5. 高かったTOP3・浮いたTOP3

想定より高かった想定より浮いた
① Uber 22回で約7.8万円① 食費(見積もりの4分の1)
② PCC関連まるごと約6.0万円(ツアー+ビュッフェ+ベビーカー)② 1歳娘の旅費ほぼゼロ(運賃10%・入場無料・ツアー無料)
③ こまごま枠 約5.6万円③ リゾートフィー免除+ピンクライン無料などの小ワザ

6. 同じ9泊11日を「もっと安く」するなら

わが家の実績をベースに、削れた余地を試算してみると:

  • Uberの半分をザ・バスにする → 約▲3万円
  • ホテルのランクを1段階調整する → 約▲10万円
  • ツアーを1本減らす → 約▲4〜5万円
  • こまごま枠を意識して絞る → 約▲2万円

合計で20万円前後は削れる計算です。同じ日程を100万円台そこそこに収めることも、たぶん不可能ではありません。

でも、わが家はたぶん次回も削りません。

Uberで買えたのは子どもの機嫌と親の体力だし、PCCの6万円は、息子にたくさんの経験をさせてくれたから。

どこを削って、どこは削らないかを自分で決めるのが「メリハリ家計」だと思っています。


7. 正直な話:「年100万円」との答え合わせ

冒頭で白状した通り、このブログは「わが家は、年100万円を旅に使います」と掲げていて、ハワイ1回で約128万円。

看板に偽りあり?

——いいえ、実はこれこそ、私が一番書きたかった話です。

種明かしをすると、今年はワールドカップイヤー。夫と息子のダラス遠征も最初から視野にありました。

だからわが家は、「今年の旅行予算は200万円」と先に決めていました

そのために何をしたか。

昨年の旅行を、年50万円まで絞ったんです。

行きたい旅をいくつか見送って、日々の支出も抑えられるところは意識して抑える。1年かけて「大きく使う年」の原資を作ってから、このハワイに来ています。

つまり、わが家の「年100万円」は、毎年きっちり100万円を使うという意味ではありません。

「旅行予算を先に決めて、他の支出をそれに従わせる」という順番の話です。

イベントのある年は、前の年から仕込む。使うと決めた年は、思い切り使う。

だから128万円のハワイでも、家計は慌てていませんし、自転車操業にもなっていません。

「そんなに旅に使って大丈夫?」と思った方にこそ読んでほしい、この予算の作り方——次の記事「年100万円の旅行予算の作り方」で全部書きます。

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📝 この記事を書いた人:2児を育てるFPママ「さきっぷママ」。3歳と1歳を連れて、ハワイ9泊11日に行ってきました。